ユーラシアスタッフの一服の涼コメント第三回は、中西、西澤、伊藤、米村、川添、大木、石堂、五島、金井、田村です!
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■中西由佳
主に東ヨーロッパの国々で食べられている冷製ヨーグルトスープ。ブルガリアではタラトールと呼ばれ、家庭毎に作り方が異なるそうですが、ヨーグルトに微塵切りにしたキュウリとクルミ、おろしニンニク、細かく刻んだディルなどのハーブを加え、水を入れて混ぜ、塩とオリーブオイルで整えます。体を冷やす効果があると言われるキュウリ、胃の動きを活発にするニンニク、整腸効果や消化を助けるディル、確かに夏の暑い日にピッタリです。お肉料理と一緒にいかがでしょうか。
■西澤晴
暑い夏はクーラーの効いた部屋で過ごすのが一番!そんな私の夏は細田守監督の映画「サマーウォーズ」を観ることに始まります。長野県信州上田の田舎の風景が舞台となった映画で、花札で仮想空間の人工知能と戦う物語。幼い頃に曽祖母からルールを教わって以来、毎年お正月や家族行事のたびに親戚に勝負を挑んでいたことを思い出します。一人暮らしの我が家にはテレビゲームはない代わり、来客用に花札を用意しています(笑)対戦相手を待ちながらアイス片手に過ごす私を、今夏もよろしくお願いしまぁぁぁすっ!!
■伊藤 豪
道後温泉本館で行われている「すだれかけ」です。窓枠の障子やガラス戸を外して天然葦のすだれを吊るすというもので、明治時代から行われている夏の風物詩です。温泉で体を休めて、冷たい物を片手に愛でれば、一瞬の涼が訪れます。
■米村嘉奈
冬より断然夏好きな私。暑い夏はやっぱり海やプールで思い切り遊んで日焼けする!と言いたいところですが、最近はお肌にシミができるのを気にして、クーラーの入った快適な室内に閉じこもりがち。今年は外の避暑地、軽井沢へ行って自然のクーラーで涼めたらいいなぁなんて勝手に思っています。
■川添美帆
暑くなったら絶対に食べる、と宮崎県出身の友人が言っていた郷土料理の冷汁。料理の存在自体知りませんでしたが、汁物を冷やして食べるなんて本当に美味しいの?と半信半疑のまま作ってみました。アジをほぐし(私は焼き鯖で代用)、茗荷、生姜、大葉などお好みの香味野菜と胡瓜や豆腐を出汁と味噌汁に入れて冷やし、温かいご飯にかけて完成。少しこだわって九州で使われる「麦味噌」を使ってみました。疲れた体に染み渡るやさしい味で食べやすく、すぐに完食しました。使う食材は夏バテ予防や食欲増進効果が期待できるものばかりなので、暑さが増して食欲がなくなるこれからの時期に重宝しそうな料理です。味付けや野菜を変えて自分好みの冷汁を作ってみてはいかがでしょうか。
■大木佳代子
新疆ウイグル自治区のトルファンは火州という名の通り、連日40℃以上の夏の暑さで有名なオアシス都市です。日照時間の長さと平均気温の高さに加え、昼夜の温度差が大きいため、糖度の高い葡萄の栽培に適しています。町のあちらこちらに葡萄棚があり、強い日差しを遮る日陰の役割を果たしています。砂漠地帯の黄土色の景色の中で、ひときわ鮮やかな緑色が引き立ち、暑さと観光に疲れた私たちの目を涼やかに癒してくれます。
■石堂佐和
夏といえば、夏休み。日本では、夏休みはもともと短めですが、今年はコロナの影響でさらに短縮化されそうな見込みです。やはり、暑いときは、無理をせず、木陰でお昼寝したり、水辺で水浴びしたり、氷枕で頭を冷やしたり…。撃退すべく血眼になるのも一つですが、あっけらかんと時が来るまでごろんと体を休めるのも一つ。そう感じるのは、人間だけではなく、動物もなんだ!と、妙に納得をしたのは、昨夏訪問した秋吉台サファリランドでのこと。涼がとれる空間や時間が誰(!?)にもありますように。
■五島理雅
夏は気温が40度以上になるモロッコでは、暑さ対策としてミントティーがよく飲まれています。ミントティーには、体感温度を下げ、消化促進や沈静作用などの効能もあり、夏バテ防止に効果的なのだとか。日本での生活にも取り入れたいです。現地ではエネルギーになる砂糖をたくさん使いますが、糖分の取りすぎには注意をしないといけないですね。
■金井綾可
暑い夏には冷たいものを!ということで、私が夏を快適に過ごすために欠かせないのがアイスクリームです。中でもおすすめしたいのが、「アッフォガート」です。イタリア語で" 溺れた "という意味で、アイスクリームの上に淹れたての熱いエスプレッソをかけると、アイスクリームが溺れているように見えます。苦さと甘さ、暖かいエスプレッソと冷たいアイスクリームのギャップがたまりません。しかし、食べすぎ注意です…
■田村亜希子
なすやきゅうり、みょうがや大葉などの夏野菜を細かく刻んで、醤油や出汁につけた山形の郷土料理である「だし」は、食欲が落ちやすい夏場のわが家の食卓には欠かせない一品です。栄養たっぷり、かつ、ヘルシーであることは間違いないのですが、ついついご飯がすすんでしまい、なかなか体重減につながらないのが悲しい現実です。
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