ユーラシアスタッフのほっこり動物図鑑!~その5~

ユーラシアスタッフのほっこり動物図鑑!~その5は、上田、大久保、南部、坪木、吉野、松浦、山田、舟田、川添です。

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■上田晴一

インド北部、丘の上にそびえるアンベール城へ往来する象タクシーでかつて珍事件がありました。僕は象と並び歩きながら、象の背に揺られ登城するお客様の姿をファインダー越しに見上げていました。すると象が巨足でツンツン触れてきました。「お前、ちゃんと前見ろ。ウンコ踏むぞ。」その時見上げた象の瞳には溢れる慈愛を感じました。酷暑の中、人間に無理矢理働かされているのに…。人生で初めて動物にも感情があると実感した衝撃的な出来事でした。それ以来、毎朝欠かさず象の神様ガネーシャを拝んでから出勤しています。

■大久保令子

私の癒される動物はマダガスカルのベローシファカ。白いフカフカの毛(イメージ)に覆われ、可愛らしい丸い目、そして後ろ足直立横っ飛び移動が特徴のキツネザル科の原始的なサル。巷には彼らが地面を横っ飛びで移動する動画がたくさんありますが、やはり実際に見るのとは違いますね。今も(恐らく)新型コロナに関係なくマダガスカルの地を元気に飛び回っているのを想像するだけで癒されます。早く実物を見に行かれる日がきますように。

■南部仁美

リビアの砂漠を見晴らすホテルに泊まったとき、顔を見るなりすり寄って来たネコちゃん。茶虎の可愛い子で、膝の上にのって甘えてくれるの姿に癒やされメロメロになりました。連れて帰れないかと思ったほど!息をのむような景色や美味しいご飯とともにリビアの思い出です。イエネコの祖先は中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコだとか。祖先に最も近いネコちゃんだったのかな。

■坪木鴻迪

ヘロドトスは『エジプトはナイルの賜物』と残していますが、そのナイル河の源流の一つ青ナイル川はエチオピア高原より流れ出でています。今でも青ナイル川の上流にあるタナ湖では、パピルスが生い茂り、時には野生のカバの群れに遭遇することがあります。カバといえば、おっとりとした見た目と裏腹にどう猛な一面があり、昔のエジプト人達は神として崇めていたのだとか。メトロポリタン美術館にある青いカバの像ウィリアムはそんな信仰を表しているそうです。それでも、実際に見る野生のカバは雄大なナイルの中で、のんびりと可愛らしく見えました。

■吉野加奈子

最近、家族の仲間入りをした我が家のアイドル、ウパちゃん。ウーパールーパーなので、ウパちゃんと呼んでいます。白く透き通ったお肌は、羨ましい限りです。また、微笑んでいるように見え、とても癒されます。ウーパールーパーは成長するのが早く、日に日に大きくなっていくのが分かるので、そんな姿が嬉しくもあり、また、親のような気分になります。

■松浦国光

私の癒しは実家で飼っている柴犬です。名前は信長です。私が名前を呼んでも無視されたり、散歩中も言うことを聞いてくれないこともあります。しかし、実家に帰ると目を輝かせて出迎えてくれたり、就寝中にいつの間にか側で寝ていたりもします。そんなツンデレなところが私の癒しです。

■山田則子

ペルー・インカ帝国の首都クスコからバスで北へ一路、標高3800mの巨大な石組み遺跡サクサイワマンへ。なにをせずとも「ぜー、はー」と息が上がる中、ゆっくりゆっくりと辿り着いた古代遺跡の前で出会ったのは、絶妙な微笑み顔のリャマの御一行様。なんとも悠々とくつろぐ可愛すぎるリャマさん達に、一瞬、高地であることを忘れ、心躍ったのを思い出すのです。(高地ではしゃいではいけないのでした) 

■舟田加菜絵

マイケル・ウィナー監督(トム・ライトの原案を共同で検討)の『脱走山脈』には、アジアゾウが登場します。英兵捕虜ブルックスが1頭のアジアゾウを連れてアルプスを越え、スイスへ脱走する話ですが、カルタゴの将軍ハンニバルの故事を基にしているように思います(原題"Hannibal Brooks")。アジアゾウが寝転んだり耳をパタパタ動かしたり、頷くような仕草やつぶらな瞳、主人公と仲良くなる過程など、映画を通し癒されます。しかし現実は森林伐採や乱獲によりゾウの生息数が減り、野生のゾウに人が襲われる事故も多発するなど、癒しばかりではないのが残念です。。写真は取引先の方からいただいたスリランカ土産、木彫りのゾウです。

■川添美帆

私が旅先で出会って思い出すたびにほっこりする動物は熊本で出会ったヤギです。阿蘇五岳の一つ、根子岳を正面に見ることのできる月廻り公園にて放し飼いされているヤギたちと触れ合うことができるのです。人間慣れしているのかエサを求めてなのか食べ物を手に持つと追いかけてきたりと、積極的に近寄ってくる姿は愛らしさを超えて少し怖さも感じましたが、大自然の中でヤギと戯れたのはとてもいい思い出です。

世界の仲間と私たち~新しい日常と旅への想い~

厳しい中でも前を向いて歩きましょう・・・。ささやかな日常を共有しながら、きたる夜明けを待ちましょう。そう、明けない夜はありません!

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