皆さまゴールデンウィークは如何お過ごしでしょうか?日本のニュースをみると、「ガラガラの軽井沢、ホテルは満室」「国内線予約前年4割増!」「観光地は閑散」とどっちなの?!という感じで実際どんな様子なのかサッパリつかめません。ニュースは知らせたい側の意図が多分に反映されるものだと思いますが、去年は日本に一時帰国したかったので本当にイライラさせられました。本日もこちらスウェーデンのニュースをお知らせ致します。
スウェーデンはここ一か月、1日当たりの感染者は約5000人、死者は約18人であまり大きな変化はありません。ワクチンは5月3日から三番目のグループ(リスクのある成人)の接種が始まり、4月30日までで18歳以上の3割が1回、9%が2回の接種を終えています。スウェーデンは感染者数が高止まりしているので去年に続いて、「ただしスウェーデンは除く」となりそうな気もしますが、EU全体は制限をつけつつ国境を開く方向で動いています。アメリカからのツーリストの受け入れも夏の観光シーズン前に解禁になる予定です。今年のバカンスはある程度人を動かしてお金をまわしてもらわないと危ない南欧と南欧が潰れると負担が一気に肩にのしかかる西北欧で思惑が一致しているようです。
4月はストックホルムではまだ雪がちらつく時期ですが、暖かい週末に去年の秋休みに行きそびれたヨーテボリに出かけました。ヨーテボリは西海岸にあるスウェーデン第二の都市でヨータ川の河口に開けた町です。日本からのツアーではあまり訪ねることのない町ですが、グスタフ・アドルフ広場の周りに旧東インド会社(現市博物館)やドイツ教会があって古い港町の面影がみられます。子供用の科学館と温室が一体化した施設と美味しいときいたラーメン屋に行くのが主な目的でしたが、運河ツアーが運航再開していてかがまないと通れない低い運河の下を通ったり、ヨータ川にでて風にあたったり何度も乗っていますが今回も楽しかったです。
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