ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その7~

ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その7~は、岡本、木佐森、中島、鈴木絵里、奥居、吉枝、丹羽、郷治、宮澤です。

※他のおもい出と憧れの宿コメントはこちらから


■岡本芙紀子

国内どこでも好きなところに泊まれるなら、伊豆、修善寺の1番奥に佇む「柳生の庄」にもう一度泊まりたいです。建物は数寄屋造で、ちょっとした設えにもこだわったお部屋・待合・廊下の数々。以前泊まったのは2月上旬だったので、ぜひ他の季節の設えも見せて頂きたい。元は東京の料亭だったということもあり、お料理は京懐石でした。こうした旅館には珍しく、小さい子供も迎えてくださったので、当時2歳の甥の手綱をガッッチリ握りながらでしたが、貴重な経験をさせて頂きました。いつかのんびり連泊なんて、出来たら良いなぁ。

■木佐森理子

私の一度は泊まってみたい宿は北海道の「星野リゾート リゾナーレトマム」です。32階建ての高層ホテルの中に1フロア4室のみという贅沢で優雅な空間を体験することができます。また、このホテルの最大な魅力の1つが、雲海テラスから眺める早朝の波打つような雲海です。5月から10月という期間限定ではございますが、そんな幻想的な光景を見るために早起きすることも楽しみの1つとなり、忘れられない滞在になること間違いなしです。

■中島智人

沖縄県は本島北部の名護市にあるThe Busena Terrace(ブセナテラス)。1960年代に作れらた部瀬名海中公園の敷地内に、1997年に建設されました。2000年7月に行われたG8首脳サミットの開催地である万国津梁館も、同じ敷地内にあります。

一歩ロビーに足を踏み入れると、壁のない開放感のある空間の先にあるテラスから、ライトブルーの海が出迎えてくれます。日本にいることを一瞬忘れてしまいそうな、南国リゾートの雰囲気を見事に演出されていると感じます。海中展望台や美ら海水族館、またマリンスポーツなど、周辺にはアトラクションがたくさんありますが、『とりあえず何もしない』と決めて1日建物の中で過ごしてみると、このホテルが部瀬名湾にいかに溶け込むように設計され、湾と一体化した造形美を目指して造られたことに気付かされます。宿泊した際に、建物の一角で地元の野菜等を販売した青空市場が開かれていて、そこだけ下町情緒が漂っていましたが、そんなゆるい雰囲気もラグジュアリーさだけではない、このホテルの魅力の一つと言えるかもしれません。リッツ・カールトンやハレクラニなど、素敵なホテルが近年続々と建てられていますが、その中でも、沖縄本島を訪れた際には必ず泊まっていただきたいホテルのひとつです。

■鈴木絵里

ハンガリーの避暑地リラフレドにあるホテル・パロタの外観は本物のお城のよう。湖畔に佇むその姿はまるでおとぎ話の世界から出てきたような美しさです。元々は貴族や文化人しか利用できなかった高級保養施設だったそう。ホテルの塔の展望所へ行ったり、中庭のベンチでくつろいだりと滞在を満喫。温泉大国ハンガリーならではのスパ施設、温水プールもあるので時間を持て余すことなく楽しめます。出発前の朝食は舞踏会が開かれそうなほど天井の高いホール内でのビュッフェ。室内のインテリアもアンティーク調で可愛らしく、またゆっくりと訪れたいホテルです。

■奥居大輔

飛騨高山にある『いろりの民宿 惣助』。両親が結婚前に宿泊し、その25年後に私も両親からのお勧めで訪問しました。館内は築180年の古民家を移築しており、朝食は現役の囲炉裏を近くに飛騨の郷土料理を召し上がって頂けます。七輪で焼いた朴葉みそで頂く白米は絶品です。また、宿の方に親子二代で宿泊させて頂いたことを伝えると、両親の旅行写真と同じ場所・ポーズの写真を再現して撮って頂けました。数十年後に、私の息子・娘にバトンが伝わりますように…

■吉枝健一

私は根っからの温泉好きですが、日本の宿は温泉でまったりできてほんと最高ですよね。もともと銭湯育ちなので、温泉でなくとも大浴場さえあれば十分です。これからのお勧めは羽田空港。国際線第3タ-ミナル直結の「羽田エアポートガーデン」に新しく天然温泉があるホテル「ヴィラフォンテーヌ」がオープン予定です。コロナの影響で開業予定が延期になっているのですが、旅に出る前や帰ってからも天然温泉でまったりなんて最高ですね。添乗員の前泊、後泊もここを取ってくれる事でしょう。今後の開業情報に注目です。

■丹羽好美

ハワイにはワイキキビーチが見える素晴らしいホテルはたくさんありますが、私はハワイのクルーズツアーでご同行した際ホノルルで宿泊しました、「ワイキキビーチリゾートマリオットホテル」にもう一度泊まりたいです。部屋の向きにもよりますが、朝起きて窓を眺めると、ダイヤモンドヘッドから朝日が登ったのです。ワイキキビーチに沈む夕陽も美しいですが、ダイヤモンドヘッドに登る朝日にはとても感動!ぜひぜひまたあの部屋に泊まりたいと思いました。写真は思わず写したものです。

■郷治純平

アジアとヨーロッパをつなぐ街、トルコ・イスタンブール。ハイアットリージェンシー・イスタンブール・アタコイは、海峡に面したこの街らしい、船のような形の建築が特徴的。ブルーモスクやトプカプ宮殿など、歴史遺産を満喫した後に出会ったこのホテルは、近代的で洗練された威容が印象的でした。2018年には世界最大級の空港ができたイスタンブール、また訪れたい!

■宮澤詩帆

サンゴ礁広がるコバルトブルーの南の海もよいけれど、最近、北陸の日本海の岩礁と荒波の景色に惹かれるようになってきました。日本海を眼前に見ながら、至極の海の幸と温泉を堪能したい・・・。そんなわけで数年前からあこがれてやまないのが、石川県は能登半島の「よしが浦温泉 ランプの宿」。

自然界のエネルギーが集まるというパワースポット、能登半島の最先端、珠洲岬にあるこの宿は創業天正6年、なんと450年以上も続く秘湯の宿です。眼前は日本海、背後は絶壁という孤立した地にあり、かつては船で海から出入りしていたという、まさに陸の孤島。

赤くともるたくさんのランプが、何とも言えない和モダンな雰囲気を醸し出す館内。海に向かって開かれた貸し切り風呂。深い雪に包まれる冬の景色もまた良し。そして何よりも私の心を鷲掴みにしている、この宿一番の萌えポイントは「畳と障子とインフィニティプール」という、リゾートの鉄板と日本の粋のなんとも素晴らしいコンビネーション。インフィニティ―プールの考案者であるジェフリーバワも、たまげるに違いありません。(宮澤)

世界の仲間と私たち~新しい日常と旅への想い~

厳しい中でも前を向いて歩きましょう・・・。ささやかな日常を共有しながら、きたる夜明けを待ちましょう。そう、明けない夜はありません!

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