ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その6~は、井手、津留田、磯野、西山、鈴原、池田僚子、南部です。
■井手麻美
ランチのみで宿泊が叶わなかった、スリランカの「ヘリタンスカンダラマ」ホテル。世界的建築家ジェフリー・バワの最高傑作とも言われる彼の手掛けた中で唯一内陸部に建ち、森の中に埋もれるように佇んでいます。部屋やバスルームの窓の向こうは蔦で覆われていて、鳥の囀りや猿の鳴き声まで聴こえてきます。建物全体が緑に包まれていて、まるでジャングルに迷い込んでしまったかのような錯覚にさえ陥り、ホテルに居ながら異世界を体験出来ます。今度こそは、このホテルに心ゆくまで滞在してみたいです。
■津留田真子
私がもう一度泊まりたい!と思う宿は石垣島のフサキビーチリゾートです。石垣島にあるホテルということで赤い瓦に白い壁の沖縄風のコテージが特徴で、石垣島の民家に住むような感覚を味わうことができます。またホテルからプライベートビーチに直接行くことができ、そこから見る夕陽と透明度の高い海がとても美しく、忘れられない光景の一つです。ホテル内にはスパやプール、石垣の料理を楽しめるレストランも充実しており、夜には波の音を聴きながら満点の星空も見ることができます。南国の島で、ゆったりとしたリゾート気分を感じてみてはいかがでしょうか。
■磯野真理奈
私が一度は泊まってみたいと思う宿は、石川県珠洲市にある「よしが浦温泉ランプの宿」です。この宿がある能登半島の最先端珠洲岬は、全国屈指のパワースポットと言われています。天正6年(1578年)の創業で、元々は廻船問屋だった為、人気の客室「波の離宮」は能登地方に伝わる船屋の形をイメージした贅沢な空間です。露天風呂に浸かりながら、至る所に用いられているランプ、山、日本海の波音に癒されたいです。
(写真:公式HPより客室「波の離宮」)
■西山佳耶
鹿児島県最南端にある奄美群島のひとつである与論島。沖縄本島からフェリーで3時間かけて着いた先はまさに「癒やしの島」。お世話になった民宿・青海荘から徒歩5分でビーチに行けます。さすが「東洋の真珠」と呼ばれる島、サンゴ礁が隆起してできた島なので澄んだブルーオーシャンに白い砂浜のコントラストが映えます。自然豊かで空気が美味しいのはもちろんのこと、現地の人たちの温かさでほっこり。お別れの時には「さよなら」ではなく「いってらっしゃい」のお見送りがヨロン流。フェリーに乗りこみ、涙ぐみながらテープを揺らし、視界がぼやけながら姿が見えなくなるまで「とうとぅがなし!(ありがとう)」と手を振ったのを覚えています。あの時、民宿や現地でお世話になった皆さんに「ただいま〜!」といつか絶対に帰りたい場所です。
■鈴原千絵
私の地元、三重県にある志摩地中海村。英虞湾沿いに白亜の建物が立ち並ぶこのリゾート施設は、本場のスペインの設計士により設計され、地中海の雰囲気がリアルに表現されています。
「アンダルシアゾーン」「サルジニアゾーン」「カスティーリャゾーン」「ミコノルカゾーン」「アルハンブラゾーン」と5つのゾーンに分かれており、スペインや地中海の島の異国情緒あふれる街並みを堪能することができます。
私は一度日帰りドライブで訪れただけですが、実際は天然温泉も楽しめるリゾートホテル。客室内でも、エリア毎に異なる内装や調度品を味わうことができます。今度訪れた際は宿泊もして、ゆっくりと楽しみたいと思っています。
■池田僚子
山形蔵王温泉のル・ベール蔵王は何度も行きたい所。設備は古く、豪華な宿ではありませんが、私のお勧め。宿に入ると岡本太郎氏ゆかりの宿とあって、氏の書や絵がお迎えしてくれます。まずは天然かけ流し温泉で日頃の疲れをお湯とともに流しましょう。お肌がつやつやになったら、お食事を。山形の食材を使った丁寧な味付けで舌と心を癒やして下さい。ここは今まで宿泊した山形の宿のなかでも最も私好みのお食事でした。
■南部仁美
アマンジャーニーと銘打ってブータン内のアマンホテルに泊まり歩く旅に憧れ、ブータンへ。ブータンは景色も人も素晴らしく、ホテルは設備もホスピタリティも申し分なし!一人旅だったので、ホテルスタッフに一人で寂しくないかと言われたのが思い出。。。もう一度訪れたい国・ホテルです。
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