ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その2~は帯津、田村、杉林、池田早月、豊田、影山です。
■帯津和美
2008年洞爺湖サミットの会場となり、今やすっかり有名な北海道のホテル、「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。開業間もない頃、母娘旅で宿泊しました。到着した時のスタッフの丁寧な対応にホッとし、目の前に広がる全面ガラス張りのロビーから見下ろす洞爺湖に圧倒されました。落ち着きのある色調のお部屋からの湖の景色も一層優雅に感じました。いい事しか思い浮かばないです。中でも、食事の時に出た北海道の果物の味が忘れられず、未だに母とは「また行きたいね。」と話題に上るほどです!
■田村亜希子
新潟県にある月岡温泉「華鳳」が私がもう一度泊まりたいホテルです。吹き抜けのロビーや能舞台がおかれた檜風呂の迫力に終始圧倒されっぱなしでしたが、それ以上に感動したのは、帰りのお見送りの際に、女将さんを先頭に仲居さんやフロントの方、そして板前さんたちがズラッと横一列に並んで手をふってくださった光景でした。あれほど大勢のホテルスタッフに見送られたのは、後にも先にもこの時ばかりです。立派な建物や美味しい食事はもちろん大事ですが、やはり最後に胸に刻まれるのはおもてなしの心なのだと改めて感じます。
■杉林裕子
憧れの宿はドバイの水中ホテル!しかし、1泊ウン十万もし、金銭的にハードルがかなり高め…そんな中見つけたのが、鴨川シーワールドのナイトステイ。夜の水族館見学後、大きな水槽の前で寝袋を敷いて寝るという、あたかも水中にいるような雰囲気が味わえます。一晩中水槽の前いられるのは国内のどんな高級ホテルも敵わない体験。想像するだけで、ワクワクします!水中ホテルは行けなくても、鴨川シーワールドのナイトステイはいつか行きたいな!
■池田早月
群馬県にある千住庵は谷川岳の豊な自然と日本古来の伝統が所々に施され、高い天井が開放的で気持ちが良いお宿です。100坪の敷地内に点在する部屋はわずか18室、その全てに源泉かけ流し露天風呂が備え付けられています。都心から近くアクセスが容易で、喧噪を忘れさせてくれる静寂に包まれた空間。「旅行業界のアカデミー賞」とも称されるWorld Luxury Hotel Awards 2016、「Luxury Hideaway Resort」を受賞しています。
■豊田洋子
クサールギレンはチュニジアのサハラ砂漠のど真ん中にある人工オアシス。このオアシスにはキャンプ場やホテルもあり、サハラ砂漠での宿泊体験ができます。ヤディス・クサールギレンはベルベル人のテント風ホテルです。砂漠の中にありながら、シャワーやトイレ、エアコンも完備されています。砂漠の中での宿泊は、非日常感を味わえてとてもワクワクしたことを覚えています。
最近では、日本でもグランピングが流行しつつあるようです。グランピングとは、アウトドアをリゾート感覚で快適に楽しむ新しいキャンプのスタイル。テント型、トレーラー型、ヴィラ型と種類も豊富にあるようなので、また砂漠に行けるようになるまではグランピングを楽しみたいと思います。
■影山絵梨香
雪の降り積もる尾花沢の山奥、こじんまりと佇む銀山温泉。大正ロマンの雰囲気漂うお宿はどちらも魅力的ですが、その象徴と言えるのは、有形文化財にも登録されている能登屋旅館さんです。木組と白漆喰のコントラストがガス灯に映え、さらに大きな鏝絵が趣を添えてくれています。
玄関上部の望楼に設えられた談話室からの眺めは、さぞ素晴らしいことでしょう。観光らしき観光もせず、窓越しの雪景色をひたすらに見つめたい...そう願って数年が経ちましたが、如何せん予約が取れず。未だに憧れの宿となっています。
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