ユーラシアスタッフが語る食の宝庫日本~その11~は、西山、古橋、松岡、保坂、中西、鈴原、伊藤暁子、木佐森、山田、堤です。
■西山佳耶
洋食や洋菓子で有名な神戸ですが、その中でも一度は食べてもらいたいのがビフカツです。カツと言われると豚肉をイメージする方が多いと思いますが、西欧の食文化を強く受けた神戸では牛肉のカツが有名。全国的にブームになった牛カツで、塩やわさびなどをつけて食べるのも美味ですが、神戸のビフカツは各洋食店がそれぞれ秘伝のソースを生み出していて、味変でマスタードをつけるのも良し。お箸で切れるほどの柔らかさのカツに秘伝のデミグラスソースがたっぷりかかっていて、毎回ご飯をおかわりしてしまうほど食材をそそられます。数々のビフカツを食べ比べましたが私の中での断トツトップは「洋食の朝日」のビフカツです。最低でも一時間は待ちますが、待った甲斐がある想像を絶する旨さです。神戸にいらした際は是非ご賞味あれ♪
■古橋奈緒美
囲炉裏のある宿で、囲炉裏料理を食べてみたくて訪れた福島県の大内宿。囲炉裏で焼いた岩魚の塩焼きがとてもおいしく、ぺろりと食べてしまいました。また会津産の馬刺しやいかにんじん、こづゆ、にしんの山椒漬け等の郷土料理も珍しく、終始興味津々でいただきました。日本にはまだ自分が食べたことのない料理が多数あることを実感し、今後も様々な郷土料理を食べてみたいと国内旅行への意欲が湧きました。
■松岡祐里亜
私の出身地熊本の名物と言えば、馬刺しです。馬刺しを食べる文化は、肥後熊本藩初代藩主加藤清正がルーツと言われています。馬肉は脂肪分が少なく、豚肉に比べてタンパク質は2倍以上なのにカロリーはおよそ半分、さらに栄養分も豊富で、鉄分や亜鉛などのミネラル、アミノ酸、カルシウム、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB12と豊富。ダイエットの大敵である脂肪も、馬肉には体内に蓄積しにくいリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれています。このヘルシーで美味しい馬刺しを、大晦日やお正月だけでなく、家族の誕生日やクリスマス、私が帰省した時など、家族が集まる時には必ずと言っていいほど食べます。熊本では飲食店ではもちろん、どこのスーパーにも常に馬刺しが置いてあり、ちょっとしたお祝い事や、家族との団欒に欠かせないものになっています。熊本で馬刺しを食べると、心も体も満たされます。
■保坂紗亜弥
神々の国、出雲へ旅行に行った際、大黒様へのご挨拶を終えた後に泊まった旅館でのお食事。香り高い出雲そば、近くの漁港で獲れた新鮮なお刺身…中でも岩牡蠣は一口で食べられないほど大きく、味もとてもクリーミーで甘みもあり、感動しました。
地元の食材をふんだんに使った数々の料理の美味しさが観光で疲れた体に染み渡りました。
■中西由佳
高知駅の改札を抜けると、最初に目に飛び込んでくるのは坂本龍馬でも子供たちのヒーローでもなく、べろべろの神様。お座敷遊びの歌にちなみ、土佐のおきゃく文化のシンボルキャラクターとして誕生したそうですが、一度見たら忘れられないインパクトがあります。そんな地元の酒豪たちに愛されているのが屋台餃子。ベロベロに飲んだ後、〆のラーメンならぬ〆の餃子を食べるのだとか。前回の訪問では、ひろめ市場で安兵衛の餃子を食べました。パリパリの薄皮で包まれた小ぶりの餃子は、ベロベロにならずともやみつきになります。東京にもお店があることを知ったので、食べに行ってみようと思います!
■鈴原千絵
弾丸一人旅で訪れた大分県・別府温泉。夜はこじんまりとした居酒屋で、別府の海の幸がこれでもかというぐらいに乗った海鮮丼と、大分のソウルフード・とり天を食べました。一緒にかぼすハイボールを飲んで、大分のグルメを大満喫でした。夕食を美味しくいただいた後は温泉にのんびりつかり、お腹も心も満たされた別府旅行になりました。
■伊藤暁子
隠岐のフェリー乗り場にある食堂で食べた寒シマメ漬け丼(=スルメイカを肝醤油で漬け込んだ丼)と隠岐そばが忘れられません。寒シマメ漬け丼はスルメイカの甘さと弾力が口の中に広がり食欲が止まりません。
途中トビウオを出汁に使ったさっぱりとした味わいの隠岐そばを間に入れ、あっという間に完食です。
■木佐森理子
私がもう一度食べたいと思うのは浅草、十和田の鴨南蛮です!鴨はプリプリ、蕎麦はコシがあって、蕎麦は年末しか食べない私が、蕎麦を好きになるきっかけになりました。なんと有名な歌舞伎役者も時々この鴨南蛮を食べに来るのだとか!また、実は鴨肉は他のお肉に比べ消化しやすく低カロリーなため、日本人の体に合うお肉だそうです。美容にも良いとされているのでストレスなく食べることができて嬉しいですね!
■山田則子
愛知県から上京して早○年。ちょっと萎えてくると食べたくなるのが、春でも夏でも秋でも冬でも土鍋で頂く味噌煮込みうどん。濃厚な八丁味噌仕立てのお汁に鰹節を入れて、小麦粉と水だけで練られた生麺を土鍋で煮込む郷土料理。具は、かしわ、ネギ、揚げ、かまぼこ、玉子、しいたけ等々盛り沢山に。食べ応えのある強いコシのある太麺は、はじめての人には調理不足では??と勘違いされる歯ごたえです。写真は東京で見つけた地元の味に近いお鍋。
■堤 春菜
地元青森県は、海に囲まれ、新鮮な海産物がとれます。帰省すると、魚のお刺身が食べたい!という衝動に駆られるのですが、そんな時に必ず立ち寄る場所があります。「鶴亀屋食堂」です。この食堂は、お刺身をお茶碗から溢れんばかりに盛り付けてくれます。運ばれてきた時は、思わず驚きと感動の声が!写真は、この店1番の欲張り品「トリプル丼」。お値段は3850円!食べ終わる頃には、もうしばらくマグロはいいかな…と思ってしまうのでした。
0コメント