ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その12~

ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その12~は石堂、大木、荒川、松波、柳生、金井、山岸です。

※他のおもい出と憧れの宿コメントはこちらから

■石堂佐和

お盆のど真中に訪れた山陰の小京都、津和野の唯一の天然温泉宿わた屋旅館。もともと、この日は夕食なしの条件でしたが、さすがに食事処はいくらでもあるだろうと甘く考えていたのが大間違い。太陽が西に傾くと、人通りの多かった殿町通りも、ぱたっと店じまいし、わずかにやっているお店も予約でいっぱい。仕方なく近くのスーパーで、モーリタニア産のタコとインド洋のマグロを調達しての夕飯となりました。24時間365日の何でもできる現代社会において、盆踊りは盆踊り、四の五の言わずにみんな行く。私たちの町のくらしを決めるのは、私たちという凛とした生き様を見た思いがしました。

石見神楽を見た後、みんなでお餅をついて戴きました。忘れられない美味しさでした。

■大木佳代子

こんなところに温泉宿が?と思うほどの住宅街の中を進むと、ひっそりと現れる山梨県笛吹市の「糸柳別館 和穣苑」。清潔な2階建て全12部屋ほどのこじんまりとしたお宿で、とても落ち着いた雰囲気でのんびりできました。

こちらのおすすめポイントはお食事です。せっかくの豪華なお食事も量が多すぎて食べ切れなかったりすることも多いのですが、量も多すぎず、一品一品に工夫が凝らされており、氷の球体の器に盛られたお刺身や、お皿を川に見立てた鮎の塩焼き、飯盒でご飯が登場したりと、思わず全てのお料理を写真に収めたくなるほどでした。

ロビーでは、山梨産の赤ワインが樽から飲み放題!また絶対にリピートしようと心に決めたお宿です。

■荒川美咲

五島列島の上五島で宿泊するなら、2019年3月にオープンしたマルゲリータ奈良尾!祈りの島、五島列島ということで、モノトーンを基調に、シックでモダン、教会風の内装です。ホテルが位置する、中通島には教会が29あるので、部屋数も29室。奈良尾湾を見渡せる絶好のロケーションに位置し、なんといってもお料理が絶品!地元でとれた食材に料理長のセンスが光る、和洋中の折衷料理が美味。魚介もとれたばかりのもので、もちろん新鮮です。
スタッフも温かく迎えてくれる方ばかりで、是非もう一度訪れたいと思います。

■松波房枝

私のもう一度泊まりたい宿、それは、「海soraアネックス」です。愛媛県の大三島に位置するこちらのお宿は、一棟貸しのコテージで、みかん農家の方がオーナーさんです。みかん農家なだけに、客室には自家製みかんジュースや、みかんペーストなどが完備してあります。そして客室からは、瀬戸内海の美しい眺望が、、、。一日中この風景を独り占めできるわけですが、私が好きなのは朝の風景。寝て起きて窓を開けた時の開放感はたまりません。必ずまた訪れます。

■柳生智子

「guntû/ガンツウ」 今最も行きたい宿の一つはここ。穏やかな瀬戸内海の風景を見ながら、地元の食材を使った素材を生かしたお料理を堪能し、ゆったりと過ごす小さな船の旅。これはきっと最高だろうなぁ。海の見える鮨カウンター、檜風呂、縁側もあったりするらしい。いつの日か行けますように….♡

■金井綾可

高野山に行った時、宿坊に泊まり、食事が精進料理でした。精進料理とは、仏教の戒に基づき殺生や煩悩への刺激を避けることを主眼として調理された料理で、肉、魚、動物性の物は食べられません。主に、野菜や豆が中心の料理で、普段と違った食事を頂きました。また、朝早起きして、勤行も体験し、心清らかな宿泊でした。また機会がありましたら、宿坊に泊まり、修行をしたいです。

■山岸 青霞

もう一度泊まろうと思いながらなかなか機会が持てずにいるのが新潟のベルナティオ。あてま高原にあるホテルで、前回は雪の季節だったのでこんどは緑の頃に行きたい。安藤忠雄氏設計のホールなど敷地が広大過ぎて見られていない建物も多数…この辺りの温泉はしょっぱくて熱いのが特徴。さらにあてまのあたりはしょうゆのような色も印象的です。

食事も、とにかく食材の味の良さ(強さ)にびっくりです。お酒をいただきながらゆっくりししたいと思っています。

世界の仲間と私たち~新しい日常と旅への想い~

厳しい中でも前を向いて歩きましょう・・・。ささやかな日常を共有しながら、きたる夜明けを待ちましょう。そう、明けない夜はありません!

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