ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その8~は、関根、古橋、登尾、河上、前田、水谷です。
■関根三恵子
冬のスイス旅で訪れた「3100クルムホテル」。マッターホルンやモンテ・ローザなど、名だたるアルプスの名峰が連なる大パノラマが楽しめる「ゴルナーグラード展望台」にあるホテルです。
ツェルマットからガタゴトと登山列車に揺られる事、約30分。車窓風景はまるでおとぎの国ような白銀の世界。雪に埋もれた町の向こうにマッターホルンのとんがった山頂が見えてきました。標高が上がるにつれてぐんぐんと存在感を増して迫ってくるマッターホルンに感動しっぱなしでした。展望台は昼の観光客が帰った夕方以降はしーんと静まり返っていて、まぶしい夕日も夜の星空も、窓から見えるアルプスの絶景も独り占めしているような気分になれました。
私の部屋は「4091POLLUX」。窓から標高4091mのポリュックス山が見える部屋です。南側(イタリア方面)だったので、4000m級の山々を有するモンテローザ山群も見えました。子供の頃に見た地理の教科書に載っていた「ゴルナー氷河」もこんなに間近に見えると思わず、嬉しかったです。次回は夏に、マッターホルンの見える部屋に泊まりたいです。
■古橋奈緒美
モルディブには3回行き、毎回違うホテルを利用しました。その中で一番気に入ったのがリリィ・ビーチリゾート&スパです。
国際空港のあるマーレから水上飛行機に乗り、美しい景色を眼下に見ながらアリ環礁まで移動するとやっと到着します。カラフルな珊瑚や魚に囲まれた、清潔で心地の良いオールインクルーシブのリゾートです。水上コテージにはガラスの床やプライベートプールがあり、プライベートプールがあるデッキから直接海に入ることができます。
海で亀やジンベイザメを見た後はプールサイドで夕陽を眺めたりとのんびり過ごす至福の時間…人気があり予約が取り辛いようですが、いつか再訪したいです。
■登尾紗衣
子供の頃、誰もが一度は憧れるであろうツリーハウス。
ケニアのサファリのど真ん中に建つ樹上ホテル「ツリートップス」に泊まった時は、子供に戻ったようにワクワクしたものです。残念ながら建設当時の建物は火災で失われ、改装後の建物は少しツリーハウスの趣きが失われてしまっているのですが、それでも木造の建物は雰囲気十分!エリザベス女王が泊まったことでも知られるこのホテルは、昼でも夜でも部屋の窓から動物を眺められる「いながらサファリ」も楽しめました。
夜間はブザーで動物が来たことを知らせてくれるのですが、ぐっすり寝ていてブザーに気づかず。サイを見逃しました。いつかリベンジしに行きたいです。
■河上直将
私が一度は泊まってみたいと思うホテルは長野県松本市にあります王ヶ頭ホテルです。標高2034メートルに位置し、天空に1番近いホテルとも呼ばれており、雲海や夕焼け、ご来光、露天風呂に浸かりながら眼下に広がるダイナミックな絶景をぜひ味わってみたいです!
■前田潤子
プロが選ぶ日本の旅館・ホテル100選で、2020年総合2位の稲取銀水荘。伊豆稲取にある有名旅館です。
私にとって旅館の料理が最重要項目ですが、ここの料理はとても手が込んでいて、見た目も味も最高です。名物の金目鯛の煮付けも文句なしに美味しいです。海を見渡す展望露天風呂は開放的な気分を高め、心身共にリフレッシュさせてくれます。
自分にご褒美をあげたい時にまた来たいと心に決めています。(前田)
■水谷桃子
東京在住ながら一度は泊まってみたい東京ステーションホテル。以前、最上位クラスのインペリアルスイートの客室を見せてもらいました。なんとドアプレートは純金、30万のお値段がするのだとか。ホテルは、川端康成や江戸川乱歩など名だたる文豪が定宿としていたこともあり、原稿用紙デザインのメモ用紙がある粋な計らい。宿泊者限定の朝食会場には、空襲で被害を受けた100年前の赤煉瓦が移築されており、歴史を感じます。
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