ユーラシアスタッフが語る食の宝庫日本~その8~

ユーラシアスタッフが語る食の宝庫日本~その8~は大久保、佐藤進子、花田、森山、岡崎、町田、浦山、中島です。

※他の食の宝庫日本のコメントはこちらから

■大久保令子

自粛前に行った高知旅行、ひろめ市場で食べたカツオの藁焼きが忘れられません。カツオってこんなに美味しかった?と驚きました。今はなかなか現地に行けないので銀座にある高知県アンテナショップで現地の味を求めて行きました。高知の日本酒ととても相性が良く美味しく頂いたのですが、やはり現地で食べたい!戻りカツオの時期にいつの日か行ってみたいと思いつつ、行ったら土佐あかうしも食べたいと考えてしまうと、カツオとうしのための貯蓄が必要か。頑張ろう。

■佐藤進子

コロナ禍で最近は身近な場所に目がいくようになり、自宅からも近い小江戸川越を散策してます。焼き団子屋さんが多いのが気になり調べてみたら江戸時代、川越は周辺でとれた米の集散地、米の運搬人に力をつけさせるために米を利用して作ったのが始まりだとか…。不揃いなお団子がひと串に4つ、焦げた醤油の香り!超素朴!日本人でこれが嫌いな人っているのでしょうか?!

■花田基子

昨秋三陸復興国立公園を北上し八戸へ到着。駅から吹き出しコメント看板に笑いながら暗い夜道を進みます。初の八戸せんべい汁を食したい!と横丁へ。アルデンテが肝で納得の美味しさ。朝市や市場では秋に旬を迎える八戸前沖さばや烏賊もずらり七輪エリアも併設されています。  

♪南部 よいとこ 粟めし稗めし のどさひっからまる~

♪田名部横町の川の水めば 八十ばあさまも 若くなる 

♪八十のばあさまが若くもなれば、焼いた魚が 泳ぎさだす 

 チョイサ チョイサ (南部民謡とらじょさまより一部抜粋)

■森山敬介 

実家の沖縄ではカラフルで風変わりな魚をよく食べます。その中でも特に変わっているのは方言でアバサーと呼ばれているハリセンボンです。味噌汁にして食べるのが一般的ですが、肝も一緒に入れるのでとても濃厚で旨味の深い味噌汁になります。沖縄の居酒屋などでメニューに並んでいることも多いので見つけた際はぜひお試しあれ!写真は僕がシュノーケリングしながら捕まえたものです。40センチぐらいありましたが全身が針で覆われているので捌くのが大変でした。

■岡崎なつ美

博多は私の絶品グルメタウンNo.1です。福岡に訪れる機会ができると、まず真っ先に食事プランを立てます。昼食・夕食…限りある回数の中で何をどの店で食べるか、毎回真剣勝負となります。絶対外すことのできないメニューは呼子の活イカ造りです。事前に予約必要、料金は時価、その他にもごまさば、カワハギなど海鮮料理はこの時ばかりは大盤振る舞いになります。それ以外にも水炊き、もつ鍋、とり皮焼、うどん、博多ラーメン、明太子、鴨鍋…今は博多に行くことできないので、近くで牡蠣食べ放題へ!!

■町田弘美

~余市の柿崎商店の丼~

日本中、どこへ行ってもおいしいものはあり、時には景色以上に記憶に留まっている。忘れられない食事もたくさんあるが、それは料理よりも、いっしょにいた人々や、そこへ至る旅による味付けなのだろう。また旅して、食べたいと考えているのは、北海道余市駅前にある柿崎商店 海鮮工房の丼である。混雑していて店に入れなかったり、売り切れだったり、せっかく行っても食べられないこともある。そんな時には、すぐ隣のニッカウヰスキー工場を訪ねてもいいし、余市ワイン工房、燻製屋や温泉もあるので、また次回と思って帰るのである。

■浦山優理子

私が忘れられない味は、佐賀県の呼子で食べた、驚くほど新鮮で透き通ったイカの活造り!味も同様、見た目も忘れられないです。玄界灘に面した唐津市呼子はイカの町で、海の幸がとても豊富で新鮮です。イカはコリコリと歯応えがあり、新鮮そのものでした。イカの活造りと共にイカ天がお皿に山盛りになって出てきます。こんなに美味しいイカの天ぷらを味わったのは初めてでした。イカをこれでもかと堪能しました!

◾️中島智人

旅先で料理の写真をあまり撮影しない私は添乗員失格…と言われそうですが、それでも印象に残り撮影した瞬間がありました。鹿児島の親戚の家の庭で採れたイチゴ。なかなかの酸っぱさでしたが、口に入れた後からじんわり甘さが広がる不思議な味はクセになりそうでした。続いて長野は松本を訪れた際、遅い時間だったため夕食処迷子になりそうなところ、たまたま開いていたお店で頂いた鶏鍋は、旨味がよく出たスープと合わせた締めのおじやも絶品でした。愛媛県松山で食べた鯛めしや、宮城県仙台での穴子天丼も美味しかったのですが、一番思い出深い料理は広島に行った時の、雨宿りをするために偶然入った平和公園近くのカフェで食べたカレーかもしれません。薬膳カレーがおすすめらしく注文してみると、コクとまろやかさのバランスが絶妙でとても美味しかったことを思い出します。名産や特産品でなくても、印象に残る料理に出会えることは旅のもう一つの醍醐味だなぁと改めて思う出来事でした。 

世界の仲間と私たち~新しい日常と旅への想い~

厳しい中でも前を向いて歩きましょう・・・。ささやかな日常を共有しながら、きたる夜明けを待ちましょう。そう、明けない夜はありません!

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