ユーラシアスタッフ~が語る食の宝庫日本~その5~は、長田、永田、勝俣、白井、原、郷治、鈴木(雄)です。
■長田侑子
私が自信をもってお勧めするのは第二の故郷・知床が誇る海の幸。知床に流れ着いた流氷には豊かな栄養が含まれ、それを基に小魚が育ちその小魚をエサに見事に育ったアキアジ(秋鮭)が9月になると産卵のために遡上してきます。港町の羅臼で知り合いの漁師さんと一緒に雄雌の選別から筋子を丁寧に解し熟成する過程までを手作りしました。「うちのイクラに醤油はいらねえ!」とそのものの味を大事にするとのこだわりよう。あまりの美味しさにブレーキが効かず半年で8キロ太りました。10月は空気も澄んで知床峠から紅葉の絨毯ごしに北方領土が見えるはず。バイク好きも唸る知床縦断道路のドライブを楽しんだ後には大自然の恵み、茶碗からこぼれんばかりのいくら丼を召し上がれ!
■永田智之
友達の結婚祝いの旅行で伊豆へ3泊。2日目はお昼に鰻を食べて夜はバーベキュー。カワハギとイカの干物を日本酒でしっぽりと。3日目の夜は市場で買ってきた勘八と金目鯛でおつくりとあら汁。出汁と味噌だけで最高の味に。食事の後はお祝いに買ったバランタインの21年を飲みながら思い出話に花を咲かす、最高の3泊4日でした。また誰か結婚しないかな。
■勝俣 宝
私がまた食べたいのは雲仙ハムと南関あげのいなりです。二つとも九州の品であり、雲仙ハムはこれまでに食べたハムカツで一番ジューシーでした。また、わたしの知っている関東のいなりとは異なり、出汁をたっぷりと染み込ませたふわふわな南関あげにもとても感動しました。皆様も機会があれば是非お召し上がりください!
■白井沙苗
草津温泉の旅行の帰り道、何か群馬らしいものを食べたいということで食べたのが、ひもかわうどん。ひもかわ、となかなか聞き慣れない名前ですが、愛知県の「芋川うどん」が訛って「ひもかわうどん」になったと言われており、元々群馬県桐生地域の煮込み麺料理に使われていたそうです。なんと言ってもその見た目にインパクトが...!!私たちが普段食べているうどんよりも、とにかく幅広い!お店によっては幅が10センチを超える麺もあるとか。一見食べにくそうですが、厚みがないため、するんと食べることができます。もちろんつゆもだし香る美味しいつゆでした。
強いコシとつるんとした喉ごしで、その独特の食感にハマってしまい食べ終わった後は、すぐお土産屋さんで自宅用にひもかわうどんを購入。肌寒くなった今日この頃、また温泉に浸かり、ひもかわうどんを食べに行きたいなぁと思う日々です。
■原 昭彦
島根県・出雲地方の食文化を代表する「出雲そば」。松江のお仲間団体旅行のお客様を訪問する際の楽しみの一つです。出雲そばは、実と甘皮まですべてを挽いた「挽きぐるみ」と呼ばれるそば粉を使用するため、風味と香りが強いのが特徴です。写真は、出雲そばの老舗店、かねやの「割子そば」。だしを直接そばにかけ絡めて食べるのですが、そばと出汁の調和感が絶妙です。
■郷治純平
これは中国で撮った写真…ではなく、東京池袋にあるフードコート・友誼食府。目に入る文字も、周りから聞こえる声も中国語で、いきなり海外旅行気分に。フードコート内には四川、上海、台湾と各地の料理の店が並び、その隣には中国食材を扱う食料品店。
国内で様々な国の食を楽しめるのも、日本の食文化の豊かさの一面かもしれないと思いつつ、注文した四川担担麺を堪能しました。
■鈴木雄星
神奈川県横浜市の野毛にある珍獣屋では、日本のみならず、世界の珍味を食べることができます。今回私が注文したのは「ウーパールーパーの一本揚げ」です。気になるお味は、骨も柔らかく、臭みのないししゃものような味です。私は美味しいと感じました。他にもサソリの唐揚げやトド刺しを注文しましたが、お味は、、ご自身で試してみてください(笑)。珍獣屋では他にもクマやワニ、ヘビ、マンボウまでも食べられるそうです。
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