ユーラシアスタッフが語る食の宝庫日本~その6~は、市川、五島、坂田、前田、山下、南部、松波、木村、帯津、佐藤綾乃です。
■市川千尋
旅先で美味しいものを食べるのはもちろんのこと、帰宅してからも旅の余韻に浸る為にお土産も欠かせない。“京都に行ったら絶対コレ”と、有名な八ツ橋には目もくれず、必ず購入する京洋菓子店ジュヴァンセルの「竹取物語」。洋菓子でありながら、大粒の和栗と黒豆をふんだんに使い、竹の葉で包まれて焼き上げられたパウンドケーキは、和のテイストが詰まったこだわりの一品。ほんのりラム酒がきいてしっとりとしたケーキに和栗と黒豆が絶妙にマッチして、一口頬張れば至福の時。
■五島理雅
実家の汁物は、味噌汁でも豚汁でもなく、けんちん汁が主流でした。野菜煮込みと言った方が合っているのではと思うぐらい具だくさんであったのが思い出深いです。今ではポピュラーですが、発祥は神奈川県鎌倉市の建長寺で、元は精進料理でした。けんちん汁の残りは、けんちんそばにして食べます。これは地元茨城ならではでしょうか?寒くなるこれからの時期に無性に食べたくなります。
■坂田愛
三陸の白子は美味しい。白子ポン酢や、シンプルに焼き白子もいいですが、冬の寒い時にお鍋で食べるのが最高です。その中でもインパクトが凄かったのがこちら、通称「痛風鍋」。たっぷり白子に、あん肝、牡蠣、そして雲丹がどーん!プリン体が渋滞しています。見た目はちょっと怖いですが、全ての食材がトロトロで本当に美味しいので、お酒の飲み過ぎにも注意です。
■前田 潤子
基本的に海の幸全般が好物ですが、中でも大好物は牡蠣!牡蠣が好き好きて、会社の同僚と「牡蠣を食べる会」と称して国内旅行に何度も足を運びました。冬には広島、そして夏には新潟や山形へ。特に夏の岩ガキは最高。お気に入りは山形の酒田の漁港で食べる岩ガキ。値段もボリュームも大満足。毎年8月はこれがないと終われません!!
■山下兼代
北海道は美味しいものが盛りだくさん‼︎中でも海産物は新鮮なものが多く、写真は手前がムラサキウニとバフンウニのダブル丼、右奥がいくら丼で左奥が海鮮丼です。女3人旅で小樽に行った時に食べました。めちゃくちゃ美味しくて、今思い出してもヨダレが出そうになります。
■南部仁美
お盆やお祭り時に作るマス寿し。福井では富山のような大きさではなく、5センチ角位のサイズ。そして私の田舎永平寺町では、笹ではなく通称すしの葉っぱ(油桐)で包む珍しいものです。家々で塩マス、酢や生姜の加減が違い、こだわりがありますが、美味しいのを頂くと、次は!とあれこれ試行錯誤も楽しみのひとつです。この葉っぱ寿しに上庄里芋の煮ころがし、赤ずいきの酢の物(すこ)は秋祭りに欠かせません!
■松波 房枝
私の忘れられない味、それは、伊勢で食べた、松阪牛のサーロイン握りです!口の中でとろけるとは、まさにこのこと。程良い脂身と、上に乗っている山葵がアクセントになって、まさに絶品です。この逸品、おかげ横丁で召し上がることができますが、お値段は二貫で千円を超えますので、注意が必要です。おかげ横丁に行かれた際は、試してみてはいかがでしょうか?
■木村愛香
わたしがいろんな意味で、もう一度食べてみたいなあと思っているのは豚の頰肉ちゃんぷるー丼です。沖縄の石垣島にて、島のオジーが"食べてみろー、何の肉か当ててみろー"と作ってくれた丼なのですが、猪の肉だろうかと思いながら食べてみたところ、想像していたより柔らかく、そしてぷるっとしていて他のお野菜との相性が抜群でした。あれから豚の頬肉を食べる機会はありませんでしたが、少し臭みがあるのに何故かもう一度食べたいなあと感じる一品です。
■帯津和美
冬の北陸が好きになったのは、海の幸がものすごく美味しかったから。確かに、「弁当忘れても、傘忘れるな」と言われる北陸ですが雪がちらついているのも趣深いし、その分温かい食事が最高です。なかでも、カニ!訪れた際は、漁の期間が限られているカニをどうぞ。タグ付きの越前ガニ、絶品です!
■佐藤綾乃
海外のツアーを作成していてあればいいのにと思うのが、お弁当。サンドイッチとりんごなど簡単なものなら手に入りますが、小さな箱にいろんなおかずがちょっとずつ詰められているのは、日本ならではの素敵な文化のようです
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