ユーラシアスタッフのほっこり動物図鑑!~その12~はいよいよ最終回!豊田、福永、森山、西村、渡邊、花田がお届けします!
■豊田洋子
ルワンダのヴォルカン国立公園で出会ったのはゴールデンモンキー。金色に輝くふさふさした背中の毛が特徴で、竹藪の中に好んで棲んでいます。出くわした時はちょうどお食事中。茎や葉っぱの真ん中の柔らかいところだけを器用に食べています。
ところで、皆さんはこのサルの食べ方をどう表現しますか?ムシャムシャ?モグモグ?ポリポリ?英語では何と言うのか調べてみたところ、どれもmunchと表現するようです。こう考えてみると、日本語はオノマトペが豊富な言語ですね。せっかくなので、可愛いサルに癒されながら英語の勉強。
Munch munched on the munchies.(ムンクはスナックをムシャムシャ食べた。)
一生使わない文章でしょうね…。
■福永智之
野生動物の子供はいつでも愛らしいもの。いつも出会う度にほっこりさせてくれます。色々なかわいい子供達がいるのですが、とりわけ印象的だったのが、南アフリカのクルーガー国立公園で見つけたハイエナの子供達。
夜のサファリ中、人間の笑い声のような鳴き声が聞こえて来ました。ドライバーが声の方向に進んで行くと、向こうからハイエナの子供達が姿を現して親の方に駆け寄って来る!ここはハイエナのDen(巣にするほら穴)、ビジュアル面が良いとはあまり言われないハイエナも子供はやっぱりかわいいです。その場面は下記動画でどうぞ!
■森山敬介
今年に入って引っ越した都内のアパートに僕より先に屋根裏に住んでいたのはまさかのハクビシン!
外来種でジャコウネコ科のこの動物は溜糞といって一ヶ所に糞をする習性があり長く放置すると糞の重みで天井が抜けることもあるらしいです。駆除業者の方によると最近は都内でも数が増えていて国会議事堂の近くの建物で捕獲したこともあるとのこと。
天井にワナを仕掛けて捕獲するまでずいぶんかかりましたが今は快適に一人暮らしできています。動画は駆除業者の方が捕まえた時のものです。かわいらしい見た目ですが噛みついたり病気を持っていることもあるので注意が必要だそうです。
■西村春奈
スウェーデンには9万7千以上もの湖があります。冬には湖に厚い氷が張るほど寒くなり、マイスケートシューズを持って滑りながら出勤する人、アイスホッケーをして楽しむ人が日常的にいます。
ただ、氷に乗りたいのは人だけではありません。是非最後までこの動画をご覧ください。きっと皆様も思わず、「がんばれ!!」と応援したくなるはずです。
■渡邉紗千
東京小金井市にあるタバコ屋さん。ここにはある動物を求めて毎日多くのお客さんが訪れていました。その目的は・・・「シバくん」。新聞などでも取り上げられた、知る人ぞ知る看板犬です。シバくんはお客さんが来るとカラカラと窓を開け、出迎えてくれます。私は大学在学中、授業の一環で店主の方からお話を伺う機会がありました。お話によると、なんとお客さんの多くは外国人なんだそうです。こんな住宅街に?!と驚きでした。今は店を閉め、シバくんは普通の犬として生活しています。短い動画ではありますが、当時のシバくんの活躍ぶりを見て、皆様ぜひ癒されて下さい!
■花田基子
漆黒の密林の中、ティカール遺跡4号神殿上で出会ったホエザルの声です。日が昇るまでの静寂。唐突にホエザルがそして鳥たちも目を覚まして、ふと、高さ70mからその周囲の密林の広大さに気づかされるのです。こんな熱帯雨林へと旅心が渇望する時は、環境音楽はいかがでしょうか?コスタリカの芸術家Manuel Obregon さん作Simbiosis (共生)。
ピアノで動物や自然たちと対話を試みた作品は、芸術的実験というもの。鳥のさえずりにピアノで答え、ホエザルの声も散りばめられています。
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