ベルギーより~その2~(現地ガイドの藁谷さん)

今日はハンバーガーが作りたくて、いつものスーパーに買い出し。我が家は街中なので、スーパーはショッピングセンターの地下にあります。地上階のショッピングセンターは、すべて閉店。とても静かです。

入店する際、今日は列に並びました。入店は15㎡に1人の割合で、入口で管理されています。店の外で待つ場合は他の客と距離を取るように。足元に線が引いてありますね。入店に関しては政府が発令したルールがあって、人数制限だけでなくそのほかにも

①かごではなくカートを利用。他の客との距離が保てます。

②家族を連れず、一人で出かけます。子どもなどがいると、その分も人数に換算され、他の人が入れなくなります。

③現金ではなくカードで支払いをしましょう。お札も含める紙類の受け渡しをしていません。)

④買う商品だけを手に取るように。むやみに他のものに触れない。

などを守らなくてはなりません。

私のスーパーは、8時から9時までの一時間は、65歳以上の高齢者のみ入店可能で、9時以降の時間帯は、医療従事者・救急医療従事者・警察官等が優先的に入店できます。トイレットペーパーやキッチンペーパー等の紙類、トマト缶やパスタ類など人々が買い占めしてしまうものは一人二つ迄と個数制限があります。

買い物中も、他のお客さんと1.5mの距離を保つ必要があり、お互いをバイ菌扱いしているみたいで滑稽な感じもしますが、みな大真面目です。今までみたいに、果物や野菜を手に取って熟れていそうなものを選ぶことはできないし、ホウレン草やシイタケなど南欧から入ってきていた野菜は入荷未定で入手不可。それに、値引きや売り出しを一切やっていないから物が高い。ちょっと不便。でもまぁ、仕方ないか。買い物するのは大変だ。ちなみに、日本で入手困難なマスクやアルコール消毒ジェルなどは、こちらでもスーパーで買うことはできません。必要と認められた人だけ、医者に処方箋をもらい、薬局のみで入手することができます。マスクもアルコール消毒ジェルも、私たち一般市民より医療現場で必要とされていると思うので、一般市民が買い占めできないようにするこの方法は、とても良いアイデアだと思います。夕食は念願の自家製ハンバーガー。手間がかかりましたが、久しぶりのファーストフード、美味しかったです(^^)

世界の仲間と私たち~新しい日常と旅への想い~

厳しい中でも前を向いて歩きましょう・・・。ささやかな日常を共有しながら、きたる夜明けを待ちましょう。そう、明けない夜はありません!

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