スウェーデンより~その27~(現地在住の元社員青木さん)

早いもので2021年ももう少しで終わりです。コロナも終わってくれれば良いんですがオミクロンでもう一波やってきそうです。スウェーデンは入院患者は今のところインフルエンザの方が多いようですが感染者数は右肩上がりで他国を追随しているので100人以上の集まりはコロナパス所持者のみ入場可能とか、今まで北欧諸国からのスウェーデン入国は自由でしたがパスが無いと入国不可とか少し規制されるようになりました。去年ひたすら感染者数のトップを走っていたスウェーデンが珍しくビリに近い状態でノルウェーやデンマークの感染者数が今かなりEU内で上位なことや、相手からばい菌扱いされてこっちには入り放題なのは不公平だ!という一般市民の声も反映されたようです。

我が家は二週間前に子供の喉風邪が私にきたら熱は凄いわ頭は痛いわでそれから主人にうつり、これはオミクロン!と意気込んでPCR検査を家族そろって受けましたが全員陰性でした。

今日は4回目のアドヴェントでクリスマスマーケット開催中最後の週末だったので旧市街へ行ってみたところ年末のアメ横並みの人混みだったのでくじびきをして退散しました(写真は空いていた11月に行ったときのものです)。去年はマーケットが中止だったこともあって12月は凄い人だとくじびきのおばさんは喜んでいました。

家でイギリスのサッカーの試合を見ましたが、マスクしているのは監督くらいで観客席は満員御礼。イタリアはワクチンパスが無いと職場に入れなかったりフランスやドイツはレストランに入るのにワクチンパスが必要だったりしていますが、知り合いは全員ワクチン完了しているので影響はないようです。

日本のニュースで騒がれる「ヨーロッパ各国はオミクロンで大変!イギリスは過去最高の感染者数!」というのを日常生活では感じている知り合いは余りいません。日本の人がウィズマスクに慣れてしまっているように、欧州人は良くも悪くもウィズコロナに慣れてしまった気がします。とはいえ、2021年も旅行の予定は大幅に縮小されて12月はウィーンへクリスマスマーケットをみにいく予定はウィーンのプチロックダウンで一泊二日の船旅になりました。北欧ツアーでおなじみのバイキングラインという会社の船に乗りました。夕食は夏はスモーガスボード(バイキング)ですが、冬はユル(クリスマス)ボードというクリスマス仕様になります。クリスマスのハムやシナモンを使ったデザートが夏とは違うところです。寒波がきていたので(マイナス15度!)海が凍っていて夜ギシギシいう音がちょっと気持ち悪かったですが、2日目の朝は凍った海と綺麗な朝焼けがみられました。

来年こそコロナが落ち着いて海外旅行も再開されると思っています。良いお年を!

世界の仲間と私たち~新しい日常と旅への想い~

厳しい中でも前を向いて歩きましょう・・・。ささやかな日常を共有しながら、きたる夜明けを待ちましょう。そう、明けない夜はありません!

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